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夕稀
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青い空と対照的な色の土地。
荒廃し、灰色の塊があちらこちらに残るばかりで、建物らしきものはそれ以上見あたらなかった。鼻を突くような異臭は視覚による錯覚だろうか。辺りは見るも無惨だった。
「真路ちゃん達、大丈夫かな・・?」
小狼はサクラを心配そうに見ていた。この国の惨状を彼女が平気で見れているわけではないだろうということは分かっていた。
モコナはサクラの肩の上に乗る。
「ファイと黒鋼と真路なら、大丈夫だよ、きっと。」
「またかよ!・・っていうか、どうしていつもこういう組み合わせなんだ。吸い込まれるときの位置の近さとかじゃねぇのかよ。」
ここには黒鋼とファイの姿だけがあった。
「さあねー。でも、おとーさんと言葉通じてるって事はやっぱり近くにいると思うんだけどー」
黒鋼は珍しく”お父さん”にツッコミを入れない。少し神妙な表情をした。
「・・・わざとだろ。」
「何がー?」
「紗羅ノ国ではぐれてから、離れて落ちねぇようにって手繋いだりしてただろ。ピッフル国から移動するときはしなかった。」
「知世ちゃんに真路ちゃんとサクラちゃんがお別れしてたからねー」
「あの時、お前の位置から一番近かったのはあいつだ。手繋ぐことにでもなれば、お前はあいつと繋ぐことになっただろう。」
ファイは黙っていた。
黒鋼はまた続けたが、そこからはファイにそれが伝わることは無かった。
「∫∂ξκρσψφ・・」
「・・・」
どうやら歩いている間に、モコナから離れてしまったらしかった。
それから二人が回れ右をしたことは言うまでもない。
真路は落ちていたマントを拾った。
こちらにはモコナもいないので、どう考えても目立つこの格好をどうにかするのは無理だと判断して、せめて隠すことにしたらしい。
次元の魔女の元へとばされる前のことを思い出していた。
摂政であり、この国で数少ない魔法が使える二人と天皇が住む御所の護衛に来ていた。
関西の少国民隊が一番近くにキャンプを置いていたからで、その中の伊組が全員出された。真路は伊組で一番実力があると認められ、指揮官でもあったので摂政達のすぐ傍で、指示を出していた。
「あなたが指揮官ですか?」
真路は深く頭を下げた。
「・・はい。」
二人はにこりと微笑む。
「そんなかしこまらなくていいよ。そうするように教えられたんだろうけど。」
「しばらく、ここは暇でしょう?」
何故そう言えるのかよくわからなかったが、今考えてみれば、何となく、この二人はこの後のことをすでにわかっていたのかもしれないと思う。
「ここに来てくださったお礼に、占いをさせてください。」
「あ、いえ・・私は一応緊急時に備えてないといけませんから・・。」
「大丈夫。まだ何もありませんよ。」
「え・・?」
二人は砂盤を取り出した。
「そこに手を置いて。砂の上に、あなたの知りたいことが書かれる。」
真路はとりあえず言うとおりにした。二人も同じように手を置く。
真ん中の重りが上下に動き、やがて蝙蝠のような模様を描いた。
「・・これは極東国でも、八十八国のものでも、近隣国でも見かけない紋様だね。」
「どういう意味ですか?」
「貴方が知りたいものはこの辺ではわからないということです。」
「知りたい、こと。」
「あなたは何を知りたいと思った?」
「知りたいって言うか・・でもそれは八十八国に・・」
摂政の一人はにこりと笑った。
「じゃ、それは八十八国ではなかったってことだね。」
「それは、どういうことですか?」
そして二人は揃って立ち上がった。
「そろそろ、時間かな。」
「・・ですね。」
それから御所に攻め入られたという連絡が来て、真路は摂政の二人に魔女の元へ飛ばされることとなる。
小さな女の子がいた。
真路はその子を追いかけるように、歩み出す。
小さな家だった。その小さな庭でわずかばかりの家庭菜園をしている。あれはさつまいもで、手前はかぼちゃかなと考える。
奧から母親が出てきた。腕に茶色い髪の赤ちゃんを抱えている。
「どこに行かれてたんですか?」
女の子はミルクの入った器を見せた。
「千田のところだ。」
「千田さん、です。」
「千田山 。」
「・・・・」
「洋服とは交換してくれなかった。カボチャ、半分の半分(※1/4の事)でやっと交換してくれたんだ。これで赤ちゃん、しばらくは大丈夫なのか?」
母親は礼を言って受け取った。
「一人で外に出たら危ないといつも言っているのに・・」
「大丈夫だ。一応私だって、剣道習ってるんだし。この間、先生に誉められたもん。」
母親はにこりと微笑んだ。
女の子が中へ入っていくと、父親が縁側に座っていた。
「そんなところにいたら、風邪引いちゃうよ。もう夏も近いし・・」
「大丈夫だ。・・もう、夏だな。それが過ぎたら春だ。」
「さくらが咲く頃だ。」
「ああ。」
父親は湯飲みを口に付けた。
「森の桜の木が咲いたら、花見しような。みんなで。」
「うん!ねぇ、名前にはすごく意味があるんだって。お父さんとお母さんはどうして赤ちゃんの名前、”さくら”にしたんだ?」
「まぁ、一つにはみんな好きな花だしな。沢山の人に愛されるように。」
「他にもあるのか?」
「寒い夏を越したら桜の木は、幹も赤づくんだ。」
「え?木は茶色じゃないか?」
「見た目は、な。」
「違うのか?」
「花を咲かせる時期に、皮を剥いで煮て、染めるとピンク色になるんだ。桜は、木全体を桃色にして、花を咲かせるんだよ。」
「へぇ・・」
「なんて言うか・・・どんな辛いことも乗り越えて、いつかそれくらい、何かを一生懸命、やり遂げて欲しい・・ってことかな。」
「すごく、良い名前だ。」
「だろ?お母さんと色々考えて決めたからな。」
父親は微笑んだ。
「お前は剣道も強いし、賢い。だから、お前はこの子が花を咲かせられるように、守ってやってな。」
「うん!」
さくらの木は痛みやすい。綺麗だし、とても一生懸命だけど。
真路はただ立ちつくしていた。
今では家の原形も残っていない。町も時々無事な家があるだけで、ほとんどが崩れていた。
真路はあの時、すぐ傍にいた。
庭で作業していたら、さくらの鳴き声が聞こえた。しかしそれはすぐに止んだ。
嫌な予感がして、居間に駆け込んだ。
「お母さん!お父さん・・!」
母親は台所に近い位置で、さくらを庇うようにして倒れていた。
真路は母親の背中を叩いた。
「お母さん、お母さん。」
左右に揺さぶると、母親の体はなすがままに動いた。そしてその腕の間から、青ざめたさくらの顔が見えた。
小さな悲鳴を上げて、真路は座り込んだ。
「真路・・」
父親の声がして、真路は急いで助け起こそうとした。
「八十八国の軍がここに!?」
「わから・・ん。しかし、見たことのない風貌だった・・。」
救急箱を取ろうとする真路を父親が止めた。
「元々、体は丈夫じゃない・・もう助からん。それより・・聞け。」
「嫌・・・やだ。」
真路の目から次々と涙がこぼれていった。
「聞け。」
「やだ・・嫌。一人に・・しないで。」
「真路!聞くんだ。」
真路は嗚咽をこらえた。
「弱いと、生き残れない・・何も出来ないと言うことだ。・・俺は、あいつや・・さくらも、守れなかった。・・・真路の・・ことも。」
父親はその手に長刀を握りしめていた。
「・・・だから、強くなれ。真路。」
真路は涙を拭う。
「今よりももっと・・もっと強く・・。この・・戦乱の中で、生きていけるように。おまえは、大切なものを守れるよ・・に。」
くたりと力が抜けた。
「・・やだ。いや・・・・・ひとりに・・しないで。私を、一人にしないで・・よ。」
雪はみるみるうちに地面を覆っていって、真路の心をも凍らせていった。
真路の耳にドンという爆音と軋むような振動が伝わって、真路は外へ出た。敵国、八十八国軍だった。
爆弾を投げながら、歩兵隊が長い銃や剣を手に、前進してきていた。
真路は走った。
走って、走って・・・町を抜け、高い丘まで一気に駆け上った。
燃える家々が見えた。そのざわめきは真路の耳にも確かに聞こえた。
町を囲う木々は白く、小麦粉を被ったようなのに、真路の町だけは炎に覆われていた。
真路は唇を噛んだ。
目の前で、大切な人が失われていく。守れない。
それはどんなに悔しかっただろう。
母も、最期までさくらを守ろうとしてたのに・・・。
私は結局、さくらを守ることもできなかった。さくらは、まだあんなに小さかったのに・・・。そんな子まで殺すのか。
町の炎はさらにその勢いを増していくようだった。
その反面、真路の足元は白く深くなっていったが、真路の目には炎ばかりが映っていた。
父親が家族を守ろうとして握った長刀はその手に余るほど大きく、重かった。
父は、目の前で大切な者達を守れなかったその悔しさはどんなに大きく、重かっただろう。
「・・・・絶対、許さない。」
涙がこぼれた。
「八十八国を絶対に許さない!」
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荒廃し、灰色の塊があちらこちらに残るばかりで、建物らしきものはそれ以上見あたらなかった。鼻を突くような異臭は視覚による錯覚だろうか。辺りは見るも無惨だった。
「真路ちゃん達、大丈夫かな・・?」
小狼はサクラを心配そうに見ていた。この国の惨状を彼女が平気で見れているわけではないだろうということは分かっていた。
モコナはサクラの肩の上に乗る。
「ファイと黒鋼と真路なら、大丈夫だよ、きっと。」
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「またかよ!・・っていうか、どうしていつもこういう組み合わせなんだ。吸い込まれるときの位置の近さとかじゃねぇのかよ。」
ここには黒鋼とファイの姿だけがあった。
「さあねー。でも、おとーさんと言葉通じてるって事はやっぱり近くにいると思うんだけどー」
黒鋼は珍しく”お父さん”にツッコミを入れない。少し神妙な表情をした。
「・・・わざとだろ。」
「何がー?」
「紗羅ノ国ではぐれてから、離れて落ちねぇようにって手繋いだりしてただろ。ピッフル国から移動するときはしなかった。」
「知世ちゃんに真路ちゃんとサクラちゃんがお別れしてたからねー」
「あの時、お前の位置から一番近かったのはあいつだ。手繋ぐことにでもなれば、お前はあいつと繋ぐことになっただろう。」
ファイは黙っていた。
黒鋼はまた続けたが、そこからはファイにそれが伝わることは無かった。
「∫∂ξκρσψφ・・」
「・・・」
どうやら歩いている間に、モコナから離れてしまったらしかった。
それから二人が回れ右をしたことは言うまでもない。
*
真路は落ちていたマントを拾った。
こちらにはモコナもいないので、どう考えても目立つこの格好をどうにかするのは無理だと判断して、せめて隠すことにしたらしい。
次元の魔女の元へとばされる前のことを思い出していた。
摂政であり、この国で数少ない魔法が使える二人と天皇が住む御所の護衛に来ていた。
関西の少国民隊が一番近くにキャンプを置いていたからで、その中の伊組が全員出された。真路は伊組で一番実力があると認められ、指揮官でもあったので摂政達のすぐ傍で、指示を出していた。
「あなたが指揮官ですか?」
真路は深く頭を下げた。
「・・はい。」
二人はにこりと微笑む。
「そんなかしこまらなくていいよ。そうするように教えられたんだろうけど。」
「しばらく、ここは暇でしょう?」
何故そう言えるのかよくわからなかったが、今考えてみれば、何となく、この二人はこの後のことをすでにわかっていたのかもしれないと思う。
「ここに来てくださったお礼に、占いをさせてください。」
「あ、いえ・・私は一応緊急時に備えてないといけませんから・・。」
「大丈夫。まだ何もありませんよ。」
「え・・?」
二人は砂盤を取り出した。
「そこに手を置いて。砂の上に、あなたの知りたいことが書かれる。」
真路はとりあえず言うとおりにした。二人も同じように手を置く。
真ん中の重りが上下に動き、やがて蝙蝠のような模様を描いた。
「・・これは極東国でも、八十八国のものでも、近隣国でも見かけない紋様だね。」
「どういう意味ですか?」
「貴方が知りたいものはこの辺ではわからないということです。」
「知りたい、こと。」
「あなたは何を知りたいと思った?」
「知りたいって言うか・・でもそれは八十八国に・・」
摂政の一人はにこりと笑った。
「じゃ、それは八十八国ではなかったってことだね。」
「それは、どういうことですか?」
そして二人は揃って立ち上がった。
「そろそろ、時間かな。」
「・・ですね。」
それから御所に攻め入られたという連絡が来て、真路は摂政の二人に魔女の元へ飛ばされることとなる。
小さな女の子がいた。
真路はその子を追いかけるように、歩み出す。
小さな家だった。その小さな庭でわずかばかりの家庭菜園をしている。あれはさつまいもで、手前はかぼちゃかなと考える。
奧から母親が出てきた。腕に茶色い髪の赤ちゃんを抱えている。
「どこに行かれてたんですか?」
女の子はミルクの入った器を見せた。
「千田のところだ。」
「千田さん、です。」
「千田
「・・・・」
「洋服とは交換してくれなかった。カボチャ、半分の半分(※1/4の事)でやっと交換してくれたんだ。これで赤ちゃん、しばらくは大丈夫なのか?」
母親は礼を言って受け取った。
「一人で外に出たら危ないといつも言っているのに・・」
「大丈夫だ。一応私だって、剣道習ってるんだし。この間、先生に誉められたもん。」
母親はにこりと微笑んだ。
女の子が中へ入っていくと、父親が縁側に座っていた。
「そんなところにいたら、風邪引いちゃうよ。もう夏も近いし・・」
「大丈夫だ。・・もう、夏だな。それが過ぎたら春だ。」
「さくらが咲く頃だ。」
「ああ。」
父親は湯飲みを口に付けた。
「森の桜の木が咲いたら、花見しような。みんなで。」
「うん!ねぇ、名前にはすごく意味があるんだって。お父さんとお母さんはどうして赤ちゃんの名前、”さくら”にしたんだ?」
「まぁ、一つにはみんな好きな花だしな。沢山の人に愛されるように。」
「他にもあるのか?」
「寒い夏を越したら桜の木は、幹も赤づくんだ。」
「え?木は茶色じゃないか?」
「見た目は、な。」
「違うのか?」
「花を咲かせる時期に、皮を剥いで煮て、染めるとピンク色になるんだ。桜は、木全体を桃色にして、花を咲かせるんだよ。」
「へぇ・・」
「なんて言うか・・・どんな辛いことも乗り越えて、いつかそれくらい、何かを一生懸命、やり遂げて欲しい・・ってことかな。」
「すごく、良い名前だ。」
「だろ?お母さんと色々考えて決めたからな。」
父親は微笑んだ。
「お前は剣道も強いし、賢い。だから、お前はこの子が花を咲かせられるように、守ってやってな。」
「うん!」
さくらの木は痛みやすい。綺麗だし、とても一生懸命だけど。
真路はただ立ちつくしていた。
今では家の原形も残っていない。町も時々無事な家があるだけで、ほとんどが崩れていた。
真路はあの時、すぐ傍にいた。
庭で作業していたら、さくらの鳴き声が聞こえた。しかしそれはすぐに止んだ。
嫌な予感がして、居間に駆け込んだ。
「お母さん!お父さん・・!」
母親は台所に近い位置で、さくらを庇うようにして倒れていた。
真路は母親の背中を叩いた。
「お母さん、お母さん。」
左右に揺さぶると、母親の体はなすがままに動いた。そしてその腕の間から、青ざめたさくらの顔が見えた。
小さな悲鳴を上げて、真路は座り込んだ。
「真路・・」
父親の声がして、真路は急いで助け起こそうとした。
「八十八国の軍がここに!?」
「わから・・ん。しかし、見たことのない風貌だった・・。」
救急箱を取ろうとする真路を父親が止めた。
「元々、体は丈夫じゃない・・もう助からん。それより・・聞け。」
「嫌・・・やだ。」
真路の目から次々と涙がこぼれていった。
「聞け。」
「やだ・・嫌。一人に・・しないで。」
「真路!聞くんだ。」
真路は嗚咽をこらえた。
「弱いと、生き残れない・・何も出来ないと言うことだ。・・俺は、あいつや・・さくらも、守れなかった。・・・真路の・・ことも。」
父親はその手に長刀を握りしめていた。
「・・・だから、強くなれ。真路。」
真路は涙を拭う。
「今よりももっと・・もっと強く・・。この・・戦乱の中で、生きていけるように。おまえは、大切なものを守れるよ・・に。」
くたりと力が抜けた。
「・・やだ。いや・・・・・ひとりに・・しないで。私を、一人にしないで・・よ。」
雪はみるみるうちに地面を覆っていって、真路の心をも凍らせていった。
真路の耳にドンという爆音と軋むような振動が伝わって、真路は外へ出た。敵国、八十八国軍だった。
爆弾を投げながら、歩兵隊が長い銃や剣を手に、前進してきていた。
真路は走った。
走って、走って・・・町を抜け、高い丘まで一気に駆け上った。
燃える家々が見えた。そのざわめきは真路の耳にも確かに聞こえた。
町を囲う木々は白く、小麦粉を被ったようなのに、真路の町だけは炎に覆われていた。
真路は唇を噛んだ。
目の前で、大切な人が失われていく。守れない。
それはどんなに悔しかっただろう。
母も、最期までさくらを守ろうとしてたのに・・・。
私は結局、さくらを守ることもできなかった。さくらは、まだあんなに小さかったのに・・・。そんな子まで殺すのか。
町の炎はさらにその勢いを増していくようだった。
その反面、真路の足元は白く深くなっていったが、真路の目には炎ばかりが映っていた。
父親が家族を守ろうとして握った長刀はその手に余るほど大きく、重かった。
父は、目の前で大切な者達を守れなかったその悔しさはどんなに大きく、重かっただろう。
「・・・・絶対、許さない。」
涙がこぼれた。
「八十八国を絶対に許さない!」
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さて、極東国編だということはもうお分かりになられたでしょう。
「極東国」にしなかったのは、最初からそうだとわかるよりも分からない方がいいかなーと思ったからです。(何でだ)
えっと、回想部分で「もう夏だし・・」と言ってますが、これはちょっと前にさかのぼって、ジェイド国で、真路の国は夏に寒くて、冬暑いと言ってます。だからです。
小さな女の子を追うように・・というのは昔の真路だと分かっていただけたら嬉しいです。
妹には「わからないし」と言われてしまいましたが。
昔の自分を追いかけるように、自分の昔の家を訪れた、っていうつもりだったんですけどね。
それから最後の方の足元に積もる雪、町で燃える炎。
雪は悲しみ。炎は恨む気持ち、復讐心というか・・そういう感じですかね。
どうでもいいことをいいます。
剣道習ってたって言うのは、町とか、そういうところ全体で、子供に武芸を教えていたので、真路に限った話ではありません。
さらに言えば、真路の父親が出兵してないのは、彼女の父親が体が弱かったからです。母親が働いていました。
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