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プロフィール
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夕稀
性別:
女性
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「ファイは、もし・・・私が・・」
その瞬間、その声を掻き消すように二階からパタパタと音がした。
ゴツンと大きな音をさせたかと思うと、サクラが現れた。
「おはようございます!」
「おはよーサクラちゃん。」
「お、おはようございます。」
何だか肩すかしを食らってしまって、真路は気後れしてしまった。
「ごめんなさい、寝坊しちゃって!」
「いいんだよー。お店開ける時間まだ決めてないし、それにサクラちゃんはまだ本調子じゃないしねー。」
「明日はちゃんと起きられるように頑張ります!」
「応援してるよー。」
ドアについた鈴の音で、サクラと小狼は振り返った。
何か大きな物を背負っている少年と女性。少年は龍王、女性は蘇馬と名乗った。
「おまえ、強いんだってな。」
龍王は持っていた包みをはがして、突然小狼に斬り掛かった。
「小狼君!!」
鬼児は黒鋼の一太刀で一掃され、後には崩れた建物と二人が残るだけだった。
「・・・死なないんじゃなく、死ねないんだろう、おまえは。」
黒鋼は鞘をファイの喉元に突きつける。
「――――・・だがな、まだ命数尽きてねぇの二自分から生きようとしねぇ奴がこの世で一番嫌ぇなんだよ。」
「・・じゃあオレ、君の一番嫌いなタイプだね。」
夜風に吹かれて真路の髪は大きくなびく。持っている紅茶の紙袋が今日はやけに重かった。
真路は屋根の上から飛び降りて着地した。
死を望みながらにして、生き続けるというのはどういう気持ちなんだろう?
毎日。毎日、毎日・・・どんな気持ちで生きて、笑って、楽しいふりをし続けているんだろうか?
それがどんなに辛いことであっても、私に彼の痛みが伝わったりしない。
彼の痛みは彼にしか分からない。
そして私は、彼に何かしてあげることすら出来ないのか?彼は私を、みんなを、拒んでいる。
真路の前に鬼児が立ちふさがった。真路は袋の中からカッターナイフを出し、その鬼児の横をすり抜けた。鬼児は真っ二つにされて、その場で消えた。
真路はそのまましゃがみ込んだ。
「・・ごめんね。」
紙袋が濡れる。
「今は少し、彼の為に泣いても良いかな・・・?凪ちゃん。」
今夜の風は止むところを知らなかった。この夜に凪は訪れる気配すらない。
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その瞬間、その声を掻き消すように二階からパタパタと音がした。
ゴツンと大きな音をさせたかと思うと、サクラが現れた。
「おはようございます!」
「おはよーサクラちゃん。」
「お、おはようございます。」
何だか肩すかしを食らってしまって、真路は気後れしてしまった。
「ごめんなさい、寝坊しちゃって!」
「いいんだよー。お店開ける時間まだ決めてないし、それにサクラちゃんはまだ本調子じゃないしねー。」
「明日はちゃんと起きられるように頑張ります!」
「応援してるよー。」
*
ドアについた鈴の音で、サクラと小狼は振り返った。
何か大きな物を背負っている少年と女性。少年は龍王、女性は蘇馬と名乗った。
「おまえ、強いんだってな。」
龍王は持っていた包みをはがして、突然小狼に斬り掛かった。
「小狼君!!」
*
鬼児は黒鋼の一太刀で一掃され、後には崩れた建物と二人が残るだけだった。
「・・・死なないんじゃなく、死ねないんだろう、おまえは。」
黒鋼は鞘をファイの喉元に突きつける。
「――――・・だがな、まだ命数尽きてねぇの二自分から生きようとしねぇ奴がこの世で一番嫌ぇなんだよ。」
「・・じゃあオレ、君の一番嫌いなタイプだね。」
夜風に吹かれて真路の髪は大きくなびく。持っている紅茶の紙袋が今日はやけに重かった。
真路は屋根の上から飛び降りて着地した。
死を望みながらにして、生き続けるというのはどういう気持ちなんだろう?
毎日。毎日、毎日・・・どんな気持ちで生きて、笑って、楽しいふりをし続けているんだろうか?
それがどんなに辛いことであっても、私に彼の痛みが伝わったりしない。
彼の痛みは彼にしか分からない。
そして私は、彼に何かしてあげることすら出来ないのか?彼は私を、みんなを、拒んでいる。
真路の前に鬼児が立ちふさがった。真路は袋の中からカッターナイフを出し、その鬼児の横をすり抜けた。鬼児は真っ二つにされて、その場で消えた。
真路はそのまましゃがみ込んだ。
「・・ごめんね。」
紙袋が濡れる。
「今は少し、彼の為に泣いても良いかな・・・?凪ちゃん。」
今夜の風は止むところを知らなかった。この夜に凪は訪れる気配すらない。
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多少、桜都国は二次小説の流れ上、出来事を前後させてます。
多少、桜都国は二次小説の流れ上、出来事を前後させてます。
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