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本館・徒然日記:CLAMP作品の感想などを綴ってます。雑誌のネタバレですので、コミック派の方はご注意ください。
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その日の夜も雪が降っていた。

さくらは一人、毛布にくるまって、窓辺で外の様子を見張っていた。
そこへ、金の髪の姫が現れ、町の子ども達が家から出てくる。
さくらは小狼達に知らせようとしたが、子ども達はどんどん先に行ってしまう。
「子ども達が連れて行かれちゃう!!」
見失いそうになって、窓から外へ降りた。走って追いかける。

その後ろ姿をレミニスは路地裏から見ていた。
「あれは・・・玖楼の姫?」



さくらは暗闇の中で目が覚めた。
急いで立ち上がると、足が引っ張られて、転んだ。
「ここ・・どこ?」
古びたベットが沢山並び、木製のドアには上に窓が付いている。

「・・・目が覚めたか。」
ドアの方から声が聞こえた。さくらはドアに近寄って、その窓から外を覗き込む。レミニスがドアを背にして、座り込んでいた。
「レミニスちゃん!どうしてここに?」
レミニスは汗を手でぬぐった。
「・・・玖楼の姫はどうしてこの状況でそんなことを聞く?」
さくらは意味が分からず、首を傾げた。
「この町に来る前に、言ったね?私はいずれ、あなたの敵になるかもしれないって。」
「レミニスちゃん・・?」

ゆっくり立ち上がって、ドアにチョークで描かれた紋章に手を当てた。
「これでこのドアは絶対に開かないし、壊れない。たとえ、あの忍者が蹴り飛ばしても。」
レミニスはチョークをポケットに入れた。
「どうして・・?」
「私はあなたの味方ではないからよ。」

レミニスはそのまま何処かへ行ってしまった。



川を渡るときにこの長いスカートが水に触れたらしい。その濡れた部分が冷たく、足を通じて寒気を誘う。
これだからスカートは嫌。
レミニスは白い息を吐いた。
奥の部屋に辿り着くと、絵の後ろの小さな穴に子ども達が入っていくのが見えた。その傍らに人がいる。
「・・・ここに居たのか。」



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