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本館・徒然日記:CLAMP作品の感想などを綴ってます。雑誌のネタバレですので、コミック派の方はご注意ください。
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瓦礫がれきの中からレミニスが出てきた時、さくらが小狼の腕の中で眠りにつくのが見えた。
「・・・この世界にもう羽根はない。・・・なら、とどまる必要もない。次の世界で、羽根を探す」
小狼の後ろに裂け目が出来る。
レミニスは急いで駆けていく。
小狼はさくらを降ろして、裂け目の向こう側へ行こうとする。
躯が落ちていくのを感じて、さくらは目を開け、小狼の袖を掴んだ。

「・・・小狼・・君・・。行か・・・ないで・・」
彼は振り返って、ほんの少しだけ、反応したような気がした。けれどそれは私の気のせいかもしれない。

さくらの手はなぎ払われて、再び落ちていく。
小狼は裂け目の中に入っていって、レミニスは急いでそれを追い、中に入ろうとしたが、その前に消えてしまって、何もない場所を一、二歩進んだに過ぎなかった。
レミニスはその手を握りしめた。

はっと我に返って、間一髪でさくらを受け止めた。

あの人は、小狼の様子を伺いながら、さくらを守れと言った。
そして小狼に来るべき時が来て、その心が生まれなければ、消してと言った。それまで彼を手にかけては駄目だと。
しかしレミニスはそうならないと思ってた。

なのに・・

「こうなる前に・・最初に会ったときに、やっぱりあの短刀で、殺してしまえばよかった・・。そうすれば・・」
さくらの涙を拭き取る。
「・・でも、そんなこと、しなくて良かったって、思ったりもするよ・・」
そう言ったかと思うと、レミニスは後ろに倒れていった。繭の中から出てきた昴流がさくらと一緒に受け止めて、眉をひそめた。
「結局、どうすることもできなかったね・・」


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