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夕稀
性別:
女性
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正義の巧断が巨大化した。暴走を始めた巧断は正義の言うことを少しも聞かない。
「どうしますか?」
「さくらの羽根を取り戻します。」
「ヘタしたら、死ぬぞ。」
「死にません。まだやらなきゃならないことがあるのに、死んだりしません。」
あそこで、魔女にそれでも行くと言ったときと同じ目だった。
真路は眉間に皺を寄せて、そのまま視線を横にずらした。
「・・・行ってきます。」
向かっていく小狼をファイは見上げている。
「小狼君は強いねぇ。色んな意味で。」
真路はじっとファイを見つめていた。
それは憧れのような、言葉で言い表せない、何かそういう気持ち。
それが、ファイの瞳に見えた気がした。
「彼にどうして炎の巧断が憑いたのか、分かる気がする。」
「・・・でも、その”強さ”は本当にその人の力となるものなんですか?」
少し驚いたように、二人は真路を見る。
笙悟の巧断から水が降り注ぎ、小狼の炎が燃え移るのを防いだ。
気付けば、日は陰り、空はうっすらと暗く、本当の雨が降る気配だった。
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「どうしますか?」
「さくらの羽根を取り戻します。」
「ヘタしたら、死ぬぞ。」
「死にません。まだやらなきゃならないことがあるのに、死んだりしません。」
あそこで、魔女にそれでも行くと言ったときと同じ目だった。
真路は眉間に皺を寄せて、そのまま視線を横にずらした。
「・・・行ってきます。」
向かっていく小狼をファイは見上げている。
「小狼君は強いねぇ。色んな意味で。」
真路はじっとファイを見つめていた。
それは憧れのような、言葉で言い表せない、何かそういう気持ち。
それが、ファイの瞳に見えた気がした。
「彼にどうして炎の巧断が憑いたのか、分かる気がする。」
「・・・でも、その”強さ”は本当にその人の力となるものなんですか?」
少し驚いたように、二人は真路を見る。
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