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プロフィール
HN:
夕稀
性別:
女性
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小狼は不安そうでなんとなく落ち着かない。
「あの、大丈夫なんでしょうか。この食事・・。」
「んん?」
明らかにスプーンやナイフの使い方がおかしい黒鋼の隣でモコナはじっと人形のふりをしていた。
真路は使い方は一応合っているようだ。
「真路ちゃん、ナイフとフォークが逆だよー。」
「え!?あ!」
慌てて持ち替えた。恥ずかしいのか、顔が真っ赤だった。
「すいません。普段はお箸だったんで・・」
「全然気にすること無いよー。使い方は凄く上手だしねー。」
小狼は周りに聞こえないように言った。
「この国のお金ないんですけど。」
「大丈夫だよー。」
微笑んで、振り返る。
「ねっ、さくらちゃんっ。」
「え!?」
ファイのマントを羽織っているさくらが不思議そうにしていた。
相手の二人がカードを見せてから、さくらが手持ちのカードを見せる。周りがわっ、と騒いだ。
「わぁ、真路ちゃん綺麗!」
「そんなことないです。・・っていうか、私は男装でいいって言ったんですけど・・。」
この国の服装は女性はドレスらしく、スカートが長くて、足元が見えないようなものだった。
さくらはすでに決まってしまって、バラをモチーフにしたらしいドレス。なんとなくさくらのイメージにぴったりだと真路は思う。
ちなみに男性陣は同じ店の違うコーナーで服を選んでおり、モコナも黒鋼のマントの中に紛れてついていったので、この場にはさくらと真路と店員しかいなかった。
店員とさくらが止めて、結局、さくらと同じようにドレスに決まった。
外へ出ると、小狼達はすでに馬を調達していて、三頭の馬をそこに待たせていた。
その場の流れで、三頭の馬にそれぞれ黒鋼、小狼とさくら、ファイと真路の組み合わせで乗り合わせて、北の町へと向かう。
「そっかー、さくらちゃんの国は砂漠の真ん中にあるんだっけ?」
「はい。でも砂漠も夜になると冷えるから。」
「黒るんとこはー?」
「日本国には四季があるからな。冬になりゃ寒いし、夏になりゃ暑い。」
「それだと私の所とは反対ですね。極東国は冬だと暑くて、夏だと寒いんですよ。」
「そうなんだー。」
「ファイの所はどうだったの?」
「寒いよー北の国だったから。ここよりももっと寒いかな。」
「小狼君は?」
「おれは父さんと色んな国を旅してたので。」
「寒い国も暑い国もしってるのね。」
さくらは微笑んだ。
北の町は明らかに五人を警戒していた。
「せめて金髪の姫がいたという城の場所だけでも教えてもらえるといいんですが・・・。」
「この状態だとそれも無理かもしれませんね。」
そういっている間に、武装した町の人々に囲まれる。
小狼は思わずさくらを庇い、ファイも真路をそこから遮った。
だから、私はそんなことしなくても平気なのに・・。
真路は複雑な気持ちだった。
「お前達何者だ!?」
銃を向けられながら、小狼は意外にも冷静に答える。
「旅をしながら各地の古い伝説や建物を調べているんです」
「そんなもの調べてどうする!」
「本を書いてるんです」
「本?」
男は疑わしげに見ている。
「はい」
「おまえみたいな子供が!?」
「いえ、あの人が」
ファイの方を差した。ファイもすぐに対応する。
「そうなんですー」
さくらの方を差す。
「その子がオレの妹でー」
そして、真路と小狼。
「その子とこの子が助手でー」
黒鋼を指差す。
「で、こっちが使用人・・」
「誰が使用人・・・・!がっ!!」
黒鋼に何が起きたのかはよく分からないが、モコナが見あたらない。
「やめなさい!!」
眼鏡をかけた男が町の人達の前に出てきた。
→目次
→
「あの、大丈夫なんでしょうか。この食事・・。」
「んん?」
明らかにスプーンやナイフの使い方がおかしい黒鋼の隣でモコナはじっと人形のふりをしていた。
真路は使い方は一応合っているようだ。
「真路ちゃん、ナイフとフォークが逆だよー。」
「え!?あ!」
慌てて持ち替えた。恥ずかしいのか、顔が真っ赤だった。
「すいません。普段はお箸だったんで・・」
「全然気にすること無いよー。使い方は凄く上手だしねー。」
小狼は周りに聞こえないように言った。
「この国のお金ないんですけど。」
「大丈夫だよー。」
微笑んで、振り返る。
「ねっ、さくらちゃんっ。」
「え!?」
ファイのマントを羽織っているさくらが不思議そうにしていた。
相手の二人がカードを見せてから、さくらが手持ちのカードを見せる。周りがわっ、と騒いだ。
*
「わぁ、真路ちゃん綺麗!」
「そんなことないです。・・っていうか、私は男装でいいって言ったんですけど・・。」
この国の服装は女性はドレスらしく、スカートが長くて、足元が見えないようなものだった。
さくらはすでに決まってしまって、バラをモチーフにしたらしいドレス。なんとなくさくらのイメージにぴったりだと真路は思う。
ちなみに男性陣は同じ店の違うコーナーで服を選んでおり、モコナも黒鋼のマントの中に紛れてついていったので、この場にはさくらと真路と店員しかいなかった。
店員とさくらが止めて、結局、さくらと同じようにドレスに決まった。
外へ出ると、小狼達はすでに馬を調達していて、三頭の馬をそこに待たせていた。
その場の流れで、三頭の馬にそれぞれ黒鋼、小狼とさくら、ファイと真路の組み合わせで乗り合わせて、北の町へと向かう。
「そっかー、さくらちゃんの国は砂漠の真ん中にあるんだっけ?」
「はい。でも砂漠も夜になると冷えるから。」
「黒るんとこはー?」
「日本国には四季があるからな。冬になりゃ寒いし、夏になりゃ暑い。」
「それだと私の所とは反対ですね。極東国は冬だと暑くて、夏だと寒いんですよ。」
「そうなんだー。」
「ファイの所はどうだったの?」
「寒いよー北の国だったから。ここよりももっと寒いかな。」
「小狼君は?」
「おれは父さんと色んな国を旅してたので。」
「寒い国も暑い国もしってるのね。」
さくらは微笑んだ。
*
北の町は明らかに五人を警戒していた。
「せめて金髪の姫がいたという城の場所だけでも教えてもらえるといいんですが・・・。」
「この状態だとそれも無理かもしれませんね。」
そういっている間に、武装した町の人々に囲まれる。
小狼は思わずさくらを庇い、ファイも真路をそこから遮った。
だから、私はそんなことしなくても平気なのに・・。
真路は複雑な気持ちだった。
「お前達何者だ!?」
銃を向けられながら、小狼は意外にも冷静に答える。
「旅をしながら各地の古い伝説や建物を調べているんです」
「そんなもの調べてどうする!」
「本を書いてるんです」
「本?」
男は疑わしげに見ている。
「はい」
「おまえみたいな子供が!?」
「いえ、あの人が」
ファイの方を差した。ファイもすぐに対応する。
「そうなんですー」
さくらの方を差す。
「その子がオレの妹でー」
そして、真路と小狼。
「その子とこの子が助手でー」
黒鋼を指差す。
「で、こっちが使用人・・」
「誰が使用人・・・・!がっ!!」
黒鋼に何が起きたのかはよく分からないが、モコナが見あたらない。
「やめなさい!!」
眼鏡をかけた男が町の人達の前に出てきた。
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