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本館・徒然日記:CLAMP作品の感想などを綴ってます。雑誌のネタバレですので、コミック派の方はご注意ください。
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「レミニスー!!」
モコナは叫んだ。

一瞬だった。
鬼児はモコナの目の前で砂と化して、そのまま消えていった。
「さすがですね。」
星史郎は微笑んだ。そして、さくらの方をふと見る。
「・・けれど、結界は苦手のようですね。でも、あの紋様を描かなければ、創ることは出来ないでしょう。それに、かなり無駄な力を注いでしまっている。」
「・・私は魔術師を目指してた訳じゃないから。力を一定に保たなきゃいけないような術は、知ってるだけじゃ難しい。」
星史郎を見上げた。
「でも、技術はないけど、あなたには負けるわけにもいかないけど、負けたくもない。」
「貴女なら、僕に勝つことも出来るでしょう。でも、そう言うわけにもいかないので・・。」
鬼児を再び出した。数が多い。あっという間にレミニスを囲った。
しかしレミニスはかかってくる鬼児から順に消していく。すると、突然壊れた机の破片がレミニスに降りかかってきた。
それに気を取られていて、気が付いたときにはもう遅かった。
レミニスの躯を鬼児の刃が貫いていた。


目を開けると、卵形のカプセルの中にいた。
周りの様子を見るに、どうやら自分は死んだ訳じゃなさそうだと分かった。
「・・・そうか、体術とか出来ないとこういうことが起こるわけね・・。」
レミニスは一人ぽつんと言った。
そこへ丁度、ファイがやってくるのが見えた。

「・・状況は何となく分かったよ。」
ファイに案内されて、管理室にはいると、そこには女の人が立っていた。
「千歳と言います。」
このゲームの創作者の一人だと説明された。
「あなたはこのカプセルをお使いになられた際、脈拍数、体温が正常値を超えていましたので、こちらで強制退去させて頂こうとしたんですが・・干渉者による干渉で、こちらの操作が無効となり、そのままになってしまい申し訳ありませんでした。」
「別にいい。なんか、その間に治っちゃったみたいだし。」
その時ベルが鳴った。
『ゲスト番号 ベータ435691死亡。桜都国より強制退去となりました。』
「あー小狼君がきたのかなぁ。」
ファイは小狼を迎えに行った。レミニスも行こうとしたが、止めて、一人、別の場所へ移動する。
ファイがやられたと思ったとき、何とも言えない怒りがこみ上げた。
思えば、玖楼の姫達と親密になってはいけないといいながら、少し関わりすぎた。そして、あの子とも。
玖楼の姫達を悲しませるようなこと、出来るか分からない。
でも、そうなってしまったら、私の存在価値がなくなってしまう。

今、あの子と会っちゃいけない気がした。


轟音がして、鬼児や桜都国の姿の人達が現れた。
観覧車の上を見上げると、星史郎と黒鋼が居た。二人が戦っている。
それを何かが二人の間に飛んできて、二人の動きは止まった。どうやら、モコナの口から吐き出されたようだ。
遠くて話は全く聞こえない。けれど、これでいいんだ。

あの人は私が玖楼国の姫の敵にならなくて済むと思ってたけど、私はそんなことは起こりえないと思ってた。
今でもそう思ってるけど、今はあの人の言う事が正しかったと信じたい気がする。

モコナが移動しようとする。様子がおかしい。星史郎の魔法具に引きずられているようだ。
自分もモコナの力に引きずられないように、レミニスは慌ててそこから離れる。
もう、しばらくは玖楼の姫達と会えない。
レミニスは桜花国から消えていく四人の影を見た。



目次

<あとがきと裏話>
意外と長かった桜都国・桜花国編。やっと終末です。
しかし、レコルトは本当に短い。まぁ、この二次小説の主人公?のレミニスを視点にすると・・やっぱり、ね。
今週のマガジンが出る前までに、原案分(砂上の国の先週までの分)を全部打ち込みたいんですが・・課外が始まるので、打てるか分かりません。
原作に沿ってますが、原作に近づいても対処できると思います。今のところ。
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